月次がなぜ役に立つのか?

2.なぜ月次が役に立つのか?

前回「なぜ月次サイトなのか?」に続いて、今回は「なぜ月次が役に立つのか?」について私なりに思うことを書いてみたいと思います。

 

株価は業績に先行する

アハハハ————-まってよぉぉ———–
こんな私でも何度か聞いたことがあるくらい、よく言われていますが、株価は未来の業績を織り込み反映されていきます。
株価を決めるのは神ではありません。普通の人ですw
そして人々が売買の判断材料としているのは主に決算ですね。(材料相場、思惑相場は除きます..本当苦手w)
決算は3ヶ月に1度発表されるので、企業でリアルタイムで起こっている変化を知ることができるのは3、4ヶ月後くらいですかね。

しかし、月次開示をしている企業は早ければ10月の内容を11月はじめ、遅くとも11月中に知ることができます。
経済メディアが業績を取り上げることは少なくないですが、その業績はすでに株価に織り込まれているパターンもありますね。特に月次を発表している企業では決算発表以降ではもうほとんど織り込まれていて、結果下げてしまうケースもあります。(出た!折り込み済み!コンセンサス未達ぁぁぁぁ…)

 

月次データから次回決算を予測

難しいですよね..
月次が発表された時、その内容が反映された業績はまだ未発表です。
月次の売り上げが好調なら上方修正の期待が高まりますし、出店が堅調であれば新店の数字が今後乗ってくることも想定できますね。小売店・サービス業中心ではありますが、月次を活用することで精度の高い業績予測を立てられます。
よく決算ギャンブルなんて言われますけど、月次から予測しても上方修正折り込み済みだったり、来季予想が弱気だったり..必ず買われるとは限らないです。(本当に難しい!何度痛い目をみたことかw)

 

 

大手証券が見ていない小粒がおいしい?

大手証券が売買するような大型株では月次の発表は、当然アナリストがチェックしているはず!
しかし、アナリストも全ての企業をカバーしているわけではなく、中・小型株まではチェックしていないとでどこかで読んだことがあります。(ソース不明w)月次分析するのはこうした小粒こそおいしい!とも思っています。
(時価100〜200くらいが管理人の好みです..なんとなくw)

 

 

具体的にどう判断するか?

まずは既存店売り上げですが
既存店=1年以内に出店した店舗、を指すケースが多いです(例外もあるようですが)
既存店売り上げが100%程度で推移していれば、この企業の1店舗あたりの売り上げはほぼ前年と同じということになります。すると新しく出店した店の数だけ着実に売り上げが伸びているという予測を立てることができます。
全体の売り上げを注目しがちですが、こうして推察してみるのも月次のおもしろいところですね。
特に飲食店のような店舗拡大によって業績を伸ばしていく業態の企業にとっては、既存店売り上げにもぜひ注目してみてください。
逆に既存店の売り上げが半鈍化傾向にある場合は、ちょっと注意です。
飲食店の場合、人件費などの経費は売り上げに比例しません。店の売り上げが急に悪化したからと言って人件費を削ることは容易ではないですよね。つまり利益を大きく圧迫する可能性があります。

では、なぜ悪化したのか?
これはIRにお問い合わせするも良し、企業によってはコメントとして月次に記載されている場合もあります。天候・天災・休日の日数などの要因であれば、特に気にする必要はないと思います。また前年が良すぎた場合も特に気にしません。
しかし、新たな競合の出現や出店の限界を感じたら注意。
その株を持ち続けるかどうか考察するタイミングだと思います。

既存店を見るときの私は
前期比100%以上..やったぁぁぁぁぁぁ!
前期比100%..やったー!
前期比95%..まいっか
前期比90%..調べる..

という感じです(ざっくりですみません..)
突然月次で売り上げが落ちたからといって、すぐに売るぞ!とは思いません。(長期で持つ前提でのお話です)むしろ、その企業の成長戦略や魅力を再度確認して握力を強めたりもします。数ヶ月凹んだからといってその企業の魅力がなくなるわけではないですから。自分が信じた銘柄がたった1ヶ月の月次で急落したらそれは買い場だとも思います。

 

 

ちなみに異論大歓迎ですので「イヤイヤ!月次はこうやって活用するんやで!」などご意見ございましたらTwitterへご連絡ください₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾⁾
※素材は「いらすとや」様からお借りしています。ありがとうございます。